お弁当を食べおえ、午後の授業が始まった。



私はやっぱり上の空で、授業が終わるのを待った。





───キーンコーンカーンコーン───





「ふわぁぁ、、やっと終わった〜」




私があくびをしながら、そう言うと、爆睡していた美月が顔を上げて





「だねぇ、やっと終わったね〜!! 」




と、トローンとした目でそう言った。


( うっ、かわいい、、)





美月はこの学校の中で1番と言っていいほどの美少女なのだ。


そんな美少女にこんな顔されたら、きゅんきゅんしない男子はいないだろう。


女子の私でさえ、きゅんきゅんした。