「ねぇ。二人とも。私達は世界を平和にするために生まれて来たんだ。」まほちゃんは言う。
「そうなの?!じゃあ私達が世界を平和にするまで皆まだかまだかと待ってるの?!」きらちゃんは言う。
「実はね神様から、今日世界を平和にしないと地球が消滅、そして妖精界も消滅しちゃうって。言われたの。」まほちゃんは言う。
「じゃあ世界を平和にしないと!」ふわちゃんは言う。 
「でもね、私達が世界を平和にしたら私達は消えるの。役目を果たしたら消える法則なの。」まほちゃんは声を振り絞って言った。
「そ、そんな!嫌だよ!そんなの!」きらちゃんは言う。
「私も嫌だ。もっと生きて三人でまた旅行とかしたいよ!」ふわちゃんは泣きながら言う。
「私、神様にお願いしたの。消えない方法は無いんですかって。」
「そしたら?」ふわちゃんは言う。
「どんなにもがいても無理だって。奇跡が起こるかもって。そしたら大丈夫って」
「奇跡って絶対起こらないパターンじゃん!」ふわちゃんは壁に八つ当たりした。