ねこときどきいぬ。


横『わかった、わかったから笑』
登『なにがわかったの』
横『とどのつまりは、健気なハチ公拾えばいいの?』
登『わん』
横『うわぁ拾ったそばから戻しに行きたい』
登『理不尽すぎ笑』
横『よかったね、彼女いない歴=年齢阻止できて』
登『ほんとそれ』
横『でもいいの?登坂も私もお互いのこと恋愛的な意味で好きじゃないのに』
登『隣のクラスの小松の彼氏の田中って今じゃあんなにラブラブだけど田中は最初彼女のこと別に好きじゃなかったらしい』
横『まじか、あんなにラブラブなのに…。つまり田中は付き合ってるうちにだんだん好きになっていったんだね』
登『俺もそうかもしんないじゃん』
横『保証なさすぎて期待の欠けらも無いんだけど…』
登『好俺にきな人ができたら別れるってことでいいから!お願い!』
横『それ私が登坂のこと好きでふられたみたいじゃん!』
『まぁまぁ、美那に好きな人できたらそのときは振ってくれていいからさ!』

もう。本当に自由なんだから…って、え?美奈って、え?

名前呼び…ですか。

「…いったい!?」

名前呼びの破壊力に思わず携帯を落としてしまった…危ない。


登『いやぁ、今気づいたけど横山って打つより美那って打った方が打ちやすいな』
登『あ、これから美那って呼ぶわ』

いやそんな変わんないでしょ笑
絶対嘘じゃん、呼びたいなら普通に言ってくれればいいのに。照れ屋かよ。
かわいいな。

横『打ちやすいの?まぁなんでもいいんだけど、それなら私は登坂のこと悠衣って呼んだ方がいい?笑』
登『いいねー、付き合ったら名前呼びになるシチュ?』
横『おっさんくさいこと言わないでよ笑』
登『でも拾ってくれたのは美那でしょ?』
横『悠衣が寂しそうに尻尾振ってたからね』
登『まぁ拾ってくれてありがとう笑』
登『あらためてよろしく、美那』


こうして5/29日、お互いがお互いを好きじゃないまま私達の奇妙な関係は始まった。