ねこときどきいぬ。

横『冗談だし、私声の高い男子は好みじゃないの…!ついでにその記憶消しといてね』

登『みんなに優しいんだよあいつ、涙がもったいないと思って前向け!そしたら俺いるから笑
じゃあ聞くけど俺の普段の声はお前の中でどんな感じなの?』

めげないな登坂。そしたら俺いるからって…ちょっと可愛いと思ってしまった…。

横『でもそう考えれば登坂の声って結構好きかも。低いけど低すぎないし、聞いてて落ち着く声だよね』

私何送ってんの?ばかなの?

登『正直そう言って欲しくて聞いてる俺がいる笑』

えぇぇかわいいな。
私かっこいいのに中身ちょっと可愛い人に弱いのかもしれない。

登『褒められるのってお世辞でも嬉しいじゃん』
横『いや、お世辞じゃないよ?もっと自信もっていいと思うけどなぁ』
登『いつか現れてくれる彼女になる人を待ち続けてたら自信なくなってきたんだよ』
横『待ち続けてとか健気だな、ハチ公か登坂は笑』

さっきから頬が緩む。
好き?って聞かれると好きじゃないと思う。私はまだ海斗が好きだ。登坂とのLINEは楽しい。だから笑ってしまう。それだけ。好きじゃない。好きじゃないけど、話してたい。

登『自信もって生きてたら横山は俺のこと拾ってくれるの?』

好きじゃないけど…。
話をしてて、海斗のこと忘れさせてくれるほど楽しいのは登坂だ。
それなら私は、私は…。




……最低だとしても、忘れたい。