そう思っていたら、翔琉先輩が話を始めた。
「俺さ、咲黄ちゃんが可愛いなーって文化祭で思ってたの。けどなかなか会えなくて、今会えてすげー嬉しいんだ!」
「翔琉先輩、私のこと覚えてたんですか?あんなに沢山の人がいた中で私のこと…」
「覚えてるよー!だって、あの中で一番可愛かったもん!」
「そんなことないです…。けど、ありがとうございます。」
「おう!俺、嘘はつかねぇーから!」
嘘はつかないか…
本当かな?
私は昔ずっといじめられてたから人を信じるの怖いんだよね…
「そ、そうなんですか…」
私は、素っ気なく返事をした。
一瞬、翔琉先輩の顔が曇った気がしたけど大丈夫かな…
私がそんな心配をしてるにも関わらず、翔琉先輩は話を続けた。
「咲黄ちゃんさ、こっちなら小中は△▽小と□■中?」
「はい!そうです!翔琉先輩もそうなんですか?」
「そうだよ!なんだー、同じとこにいたのかー!どーしてもっと早く気がつかなかったんだー俺!」
翔琉先輩は、少し悔しそうにそう言った。
『あれ…でも私も覚えてない…。部活の先輩なら分かるけど、他の先輩はわかんなかったもんな…』
「私も、全然分かんなかったです!思ったより近くにいたんですね笑」
そう、微笑むと翔琉先輩は、少し照れくさそうにそっぽを向いた。
私なんか変なこと言ったかな…?
男の子と話すことなんか無かったから緊張するな…
「そう言えば、家どこら辺なの?なんも聞かずに進んでた笑」
「あー、もうすぐです!」
「そっか!じゃさ、最後にライン教えて?」
来たー、連絡先交換!
「はい!いいですよ!」
私は携帯を出して、ラインを交換した。
「じゃ、俺こっちだから!落ち着いたらラインする!またな!」
「はい!また!さようなら!」
私たちは手を降って別れた。
これは、ナンパだったんだろうか…
でも、ほんと優しくて良い人だったな。
ラインも交換したし、また会えるかな…
会えるといいな…
私は無意識のうちにそんな気持ちを抱いていた。
玄関の前で秋の夜空を見上げた。
星が沢山で、秋の風が吹く…
これが、現実だということがまだ上手く理解できなかった。
「さむっ!」
急に強く風が吹き、我に戻った私は玄関の扉を開けた。
「ただいまー。」
部屋に行き、携帯を開くと翔琉先輩からラインが来ていた。
{今日はありがとな!改めて、○×高校3年の飛龍翔琉です!よろしくな!
漢字こうやって書くんだ。
なんか、かっこいいなぁ…
あ、返信しなきゃ。
私は、翔琉先輩に返信をした。
次の日、学校へ行くと私はすぐに愛菜の所へ行った。
「ね!愛菜!昨日ね、帰り道○×高の人に声かけらたの!いわゆるナンパっつやつ?」
「え!まじ!?よかったじゃーん!なになに、かっこいいの?」
「かっこいい!それにすごい優しいし、なにより笑った顔がすごい可愛かったの!」
「まーじかー!脈あり?」
「がっつりあり!」
「やったじゃん!!」
愛菜は、自分のことのようにはしゃいでいた。
「もっときかせて!」
私は昨日合ったことを愛菜に話た。
途中で、にやけすぎと言われて自分がにやけていることにきがつき恥ずかしくなったのは言うまでも無い。
やっぱり、脈ありかな…
今まで、そういうことになったことがない私には少し戸惑いがあった。
もう少し、話して翔琉先輩のことよく知ろう。
それから色んなことを考えても遅くないはず。
けど、心のなかはすっごいドキドキしてる…
これが、一目惚れってやつなの?
よくわかんないや。
初めての感情…
でも、凄く楽しいな。
私は少しの間、翔琉先輩と話をしてみることにした。
「俺さ、咲黄ちゃんが可愛いなーって文化祭で思ってたの。けどなかなか会えなくて、今会えてすげー嬉しいんだ!」
「翔琉先輩、私のこと覚えてたんですか?あんなに沢山の人がいた中で私のこと…」
「覚えてるよー!だって、あの中で一番可愛かったもん!」
「そんなことないです…。けど、ありがとうございます。」
「おう!俺、嘘はつかねぇーから!」
嘘はつかないか…
本当かな?
私は昔ずっといじめられてたから人を信じるの怖いんだよね…
「そ、そうなんですか…」
私は、素っ気なく返事をした。
一瞬、翔琉先輩の顔が曇った気がしたけど大丈夫かな…
私がそんな心配をしてるにも関わらず、翔琉先輩は話を続けた。
「咲黄ちゃんさ、こっちなら小中は△▽小と□■中?」
「はい!そうです!翔琉先輩もそうなんですか?」
「そうだよ!なんだー、同じとこにいたのかー!どーしてもっと早く気がつかなかったんだー俺!」
翔琉先輩は、少し悔しそうにそう言った。
『あれ…でも私も覚えてない…。部活の先輩なら分かるけど、他の先輩はわかんなかったもんな…』
「私も、全然分かんなかったです!思ったより近くにいたんですね笑」
そう、微笑むと翔琉先輩は、少し照れくさそうにそっぽを向いた。
私なんか変なこと言ったかな…?
男の子と話すことなんか無かったから緊張するな…
「そう言えば、家どこら辺なの?なんも聞かずに進んでた笑」
「あー、もうすぐです!」
「そっか!じゃさ、最後にライン教えて?」
来たー、連絡先交換!
「はい!いいですよ!」
私は携帯を出して、ラインを交換した。
「じゃ、俺こっちだから!落ち着いたらラインする!またな!」
「はい!また!さようなら!」
私たちは手を降って別れた。
これは、ナンパだったんだろうか…
でも、ほんと優しくて良い人だったな。
ラインも交換したし、また会えるかな…
会えるといいな…
私は無意識のうちにそんな気持ちを抱いていた。
玄関の前で秋の夜空を見上げた。
星が沢山で、秋の風が吹く…
これが、現実だということがまだ上手く理解できなかった。
「さむっ!」
急に強く風が吹き、我に戻った私は玄関の扉を開けた。
「ただいまー。」
部屋に行き、携帯を開くと翔琉先輩からラインが来ていた。
{今日はありがとな!改めて、○×高校3年の飛龍翔琉です!よろしくな!
漢字こうやって書くんだ。
なんか、かっこいいなぁ…
あ、返信しなきゃ。
私は、翔琉先輩に返信をした。
次の日、学校へ行くと私はすぐに愛菜の所へ行った。
「ね!愛菜!昨日ね、帰り道○×高の人に声かけらたの!いわゆるナンパっつやつ?」
「え!まじ!?よかったじゃーん!なになに、かっこいいの?」
「かっこいい!それにすごい優しいし、なにより笑った顔がすごい可愛かったの!」
「まーじかー!脈あり?」
「がっつりあり!」
「やったじゃん!!」
愛菜は、自分のことのようにはしゃいでいた。
「もっときかせて!」
私は昨日合ったことを愛菜に話た。
途中で、にやけすぎと言われて自分がにやけていることにきがつき恥ずかしくなったのは言うまでも無い。
やっぱり、脈ありかな…
今まで、そういうことになったことがない私には少し戸惑いがあった。
もう少し、話して翔琉先輩のことよく知ろう。
それから色んなことを考えても遅くないはず。
けど、心のなかはすっごいドキドキしてる…
これが、一目惚れってやつなの?
よくわかんないや。
初めての感情…
でも、凄く楽しいな。
私は少しの間、翔琉先輩と話をしてみることにした。
