「ねぇー先生、これいつまで続けるの?」



「あん?いいから黙って続けるんだよ」




ふわふわと浮かんでる雲の上



辺り全体に広がる雲は先が見えないくらい何もないけど



あたしが生まれた時からずっと



この先生とずーーーっっと手を繋いで過ごしてる



誰なんだろ?って何回も思ってたけど
なんか離れられなくて



手を繋いでるんだけど先生から伝わる心地の良い音、リズムみたいのがあたしは大好きだった




外の世界は雲で出来たテレビで見れるようになってる




あたしと先生みたいに手を繋いでる人はみんな幸せそうな顔をしている