俺をもっと欲しがって。短編



2人が話してるのも気に食わないから無視して通り過ぎようとすると

「何、無視してんだよ!!」

思いっきり肩を掴まれた。

「ちょっと、尚ちゃん。やめてよ!!」

尚ちゃんか…。

光希が他の男の名前呼んでるの声とか聞きたくないな。

「光希も言ってるだろ。俺はこうゆう顔だから気にするな」

光希の為に事を荒立てなくないが、絡んでくる面倒な奴だ。

「お前、光希の何??」

「幼馴染だ。それがどうした。いい加減この手を離せ」

「はぁ??」

「ほら、尚ちゃん。行こう。次の授業始まっちゃうから」

光希は男の腕に自分の腕を回して、半ば強引に連れって行った。

…何だったんだよ、今の。

雨の日に見たくない光景見せられて、散々だ。

光希も何であんな奴を選んだんだよ。

…わけわかんねぇ。