「俺が忘れるわけがない。お前、どんな時に言ったんだ」
「あれは貴浩が横になってる時…」
そういえば光希が居るのに寝てしまった事があったな。
起きた時にはもう居なくて、つまらなくて帰ったんだと思っていた。
「俺が意識朦朧としてる時に言うなよ」
「だって反対向いてたし、顔見て聞くのも恥ずかしかったから。でも、一生懸命言ったんだよ!!ただの幼馴染だって言われたショックで思わず部屋から飛び出しちゃって」
光希はばつが悪そうに両手で顔を覆った。
「…光希、そのままでいいから聞け」
「…何??」
俺がその続きを言ってたならこうだ。
「ただの幼馴染だとは思えなくなってる。俺はお前が好きだよって言おうとしたんだよ」
「う、嘘でしょ」
指の隙間からチラッと俺の方を見て、その場に座り込んだ。
「私のバカ〜。貴浩のバカ〜」
「本当、俺ら馬鹿だなぁ」
俺は光希の手を顔から剥がすと光希の顔はさっきより赤くなって、瞳も潤 んでいた。
…可愛すぎる。
「光希」
俺は光希の唇に自分の唇をそっと触れさせた。
「もっと俺を欲しがって」
「…今から私倒れていい??」

