そんなことを 思っていると、 「梨己!!」 私の名前を 呼んだのは、バスケ部の顧問で、英語の先生、 増田先生だ。 先生は、私の名前を 呼んで、駆け寄ってきた。 「あの…、なんですか?」 私のことだけ 何故か、名字ではなく、 下の名前で、なれなれしく呼ぶ。 「部活終わったら 職員室へこい。」 そう言って 先生は、バスケ部のとこへ行った。