医者の君とひとりの私と

「ゴホッ...ゴホッ」

なんだろう、昨日の夜から体がだるい
風邪かな?

ガチャ

翼が起きてきた

「あ!おはよう!!」
頑張って明るい声で挨拶する

"翼の前では明るく元気で"
これは同棲を始めたときに決めた私のルール

ただでさえ忙しい翼にこれ以上負担をかけたくないから



翼「...風邪気味?」

「...え!?」
さすがお医者さん

滅多に向こうから話しかけてくれることなんてないのに


「んーん!全然元気よ?」










だからこそ私は嘘をつく



君の負担は私が背負うよ