医者の君とひとりの私と

そんな私を翼は優しく抱きとめると、

翼「紗和のこと、嫌いになるわけないじゃん」
と、少し拗ねた声で言った

翼「今だってほら、キスすると止まんなくなるからずっと我慢してたのに」

そーだったの!?
てっきり私は嫌われたのかと...





翼「今紗和の本音を聞けてほんとに良かった。これから
もっともっともーっと恋人らしくしていきたいんだけど...どお?」

そう上目遣いで聞いてくる翼

こんなの断れるわけないじゃん

私は笑顔で
「もちろん!」
と答えた

すると翼は優しく微笑み、
翼「じゃあ朝ごはん食べようか」
と言った


***


朝ごはんを食べたあとは2人で同じベッドに入り、今まですれ違ってた期間言いたかったことをたくさん言い合った

やっぱり私は途中で涙が出てきちゃって...

でもそんな私に翼は優しくキスしてくれた



そんなうちにだんだんと瞼は重くなってきて

もっと話してたいけど体が限界だった


そして翼の腕の中で目を閉じた

ポカポカの日差しみたいな温もり