《翼side》
はぁ...。

さっきの紗和には驚いた

自分があんだけ熱あるのに俺のことを優先して

「ほんと紗和の悪い癖だよな」
自分のことはいつも後回し

「少しは俺も頼ってほしいのに」

いつも家に居なくて言い出しにくいのかもしれない


でもそんな状況でも気にせず言えるような恋人になりたい


「俺が紗和の負担になってちゃいけないな」

紗和は俺のために18歳なのに同棲してくれてる

その紗和の想いが無駄にならないように









「よし!朝ごはんでも作るか」