神が世界を創成してから三億もの年月が過ぎ去った。世には沢山の人間が命を得、外見から種に分かれ生を成していた。

世には神なる力が眠り、人はそれを目覚めさせ、自らの力とし進化を遂げた。


だが、その力は争いの火種を生み出し、大地は殺戮と憎悪に包まれ闇を産みだした。闇はやがて世界を狂わし、大地に穴をあけ魔を出現させた。



第一次たる魔との大戦は、大いなる犠牲をだしながらも勝利を収め、世界は再び争い無き平和を齎した。これにより固く結託した人間は闇と連結した大地の穴を封印し、魔が世に復活せぬよう、四つに国を分け大陸を守護する契約を交わした。

他の種族はそれに賛同し、争いが生まれた時、人間を滅ぼすことを宣告した。全種は長たるものが人種条約に契りをたて、世界は法たるものに守られた。