窓から見える風景は何も変わることなく、穏やかに雲が流れている。 こんな風景を何も言わずに見ている、それが私の日常でもあった。 鼻の下を通るチューブからは生暖かい空気が流れて、 常に襲いかかる眠気は自分が健康ではないことを知らせていてくれた。