「お、おおかわいくやさん···!?」

「うん、···どうかした ??」



何故か驚いているその子を見て気づいた。

あ、もしかしてこの子も俺のこと知ってんのかな ??


もしかして、アンチ···??

アンチなら本名も知ってるだろうし、
この驚かれようはそうっぽい。

何も言われずに待っているとすごく悲しくなってきた。




さっきすごいイイ子だってわかっただけにこの子もアンチなら辛いな·········。





その瞬間、風が吹いて帽子が飛んでしまった。


>ザアアッ···




「·········えっ、クマ、くん······??」

「··· ! 俺のこと、知っててくれたんだ !」



「はっ、はい、あの、わた、わたし」


待てよ、クマくん呼び···
これワンチャンある ??


「 ??」

「クっ、クマくんのこと···、だっだだだ」

「うん、うん。」



顔を真っ赤にしてなにか言いたげなその子。

褒められんのか、ディスられんのか、
次の言葉は···??


「だ ??」

「だ、だいっだい、、」


来るか···!?!?


「た、助けてくれてほんっっとうにありがとうございました !!!!!!!!!!!!!!!!!!
気をつけてお帰りください !!!!!」

>バタバタバタ···!!!!!


「·········え??」


何だったんだ ??
何を言いたかったんだあの子···。




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