「貴方が医者ですか。それでは早速」
女の子は服のボタンに手をかけていく
「へ?え、わわっ!ちょ、ちょっとまって!」
急いでその手を止めた
「何?」
「ご、ごめん。僕はここでモノを直しているけど、人間は直せないよ、医者じゃないんだ」
彼女はきょとんとした顔をして首を傾げた
「こっちではエンジニアのことを医者と呼びます。」
僕が静止している手を除けて彼女は服を脱いだ
「ひゃー!ぼ、僕はな、何も見てない!」
必死に暗示をかけて目を隠す
「何をしてるんですか?」
「女の子の裸を見るだなんて」
その時、ギギギッと鈍い音がしてガシャンという音がした
その音に驚いた僕は目を開け、彼女を見た
彼女の露わになった体は僕が想像していたのを遥かに超えていた
「君は…」
