「それはこっちのセリフだよ…!」



日に日に創真への想いが膨らんでいって
好きが溢れ出てくるほど大好きになっていくの。



「あのさ」


「なに?」



甘い視線と声に体が痺れてしまいそうだけど
なんとか踏ん張って耐える。


でも、高鳴る鼓動はどうしようもなくて
今もずっとうるさいぐらいに騒いでいる。



「ちゃんと分かってる?」


「え?なにを?」



そういった瞬間、目の前にあった創真の綺麗な顔が一瞬にして耳元にきて、そっと甘く低い声で囁いた。





「あんたは俺だけのものってこと」