「えっ…あ、マジ?さんきゅー!」
何故かぎこちない笑顔でクリームパンを受け取るとまたイツメンも思われる集団の中に戻っていった。
もう〜…ただでさえ今は創真と気まずい感じなのに更に気まずくなっちゃったよ。
*
やっと授業が終わり放課後になったのはいいけど
あたしの気分はずっと沈んだまま。
だって…創真は何も言ってこなかったし。
きっとあんな光景見ていても何も思わなかったんだろうなぁと思うとすごく胸が苦しくて。
こんなにも好きなのはあたしだけなんだよね。
分かってるのに、もっと愛されたいなと贅沢なことを思ってしまう。
気分が上がらないまま、委員会の集合場所の会議室に向かう。
そして、会議室に入ろうとしたらグイッと誰かに腕を引っ張られて会議室ではなく、その隣の資料室に入ってしまった。



