【完】あんたは俺だけのもの。





親友のねねちゃんは彼氏と…チラッと横目で彼女たちを見てみれば思った通り教室で羨ましいくらいイチャイチャしている。


ハァ…あたしも一回ぐらいあんなふうになってみたいよ。なんて願望を心の中で思いながらコンビニで買ってきたクリームパンをかじる。


寂しいな……いつもなら目の前で創真が無表情でご飯を食べているのに。


そんな姿さえ、カッコイイな…と思いながら見つめているときが本当に幸せな気分になれていたのに。



「おっす!元気っすか?」



突然、声がしてハッと思いそちらを向くと
そこには内藤くんがニコッと人懐っこい笑顔を浮かべながら立っていた。



「全然元気じゃないよ。もうクタクタ」


「だろうな。そんなお前にほらよ」


「え?」



手渡されたのは生徒たちから大人気のカフェオレ。


自動販売機で売っているらしいけどこれをGETするのにはなかなか苦労をするってねねちゃんが言っていたことを思い出した。


一回飲んでみたいとは思っていたけど……。