「まあ、それはいつかの楽しみとしてとっておく」


「う、うん?」


「…意味わかってんのかよ」



呆れたように言った創真。
分かっているような分かっていないような……何ともいないな。



「これから可愛い俺の彼女を
独り占めできるなんて幸せ……かも」



甘く低い声で小さく呟いた彼にドキドキはもう最高潮。
さっきから心臓がドックンドックンいってるよ!


しかも、“可愛い俺の彼女”とか“幸せ”だって…!
もうなんかテンション上がってきちゃった。



って……



「えっ!?かもなの!?」



ちょっと舞い上がっちゃったあたしの気持ちを返してよ!