先輩、もとい私の彼氏はイケメンのトップに君臨するくらいにイケメン




髪は少し癖っ毛な茶髪で、切れ長の2重とか色素の薄い瞳の色とか、もう全部が整っている



この学校では爽やか王子、とまで呼ばれたりするくらいホントにホントにイケメンなのだ。





「ほら、先輩。帰りますよ」



近くに置いていた自分の鞄を手に取り、今日室のドアへと歩いていくと、先輩も、



「え、早いな。余韻っつー概念が君にはないの??待って待って」



と、急いで帰り支度をする。


これは私達の変わりない日常