スゥー   スゥー



祖父「どうしたんじゃ、恭弥」






「旦那様・・・やっと、眠れたようです」







祖父「おぉ・・そうか。それはよかったのぉ。でも、なぜ、心は泣いていたんじゃ?」









「無理をしていたので、心の中にあるものをすべて出してもらおうと思って・・・」








祖父「ほぉ。そうか・・・よくやったの。じゃあ、心をベッドに運んでおいてくれ」







「かしこまりました」






俺は、腕の中で、眠っている彼女を、ベッドまで運んだ







めちゃめちゃ軽いな・・こいつ。







ここんとこ、何も食ってなかったもんな・・・







起きたら何か食べさせないと・・・