悲しき天然娘と溺愛執事







それから数日





コンコン

恭「お嬢様、朝ご飯の用意ができました」








「・・・・いりません・・・」







恭「・・・・いい加減、引きこもってないで出て来いよ」






「・・・・え?・・」





恭「いつまでも、うじうじしてないで出て来いって言ってんの」







「・・あなたには関係ないでしょ!!」







恭「俺はな、お前の執事なんだよ。ここんとこ、ずっとご飯もろくに食べてないだろ。みんな心配してんだよ。」







「そ、それは、申し訳ないけど、で、でも、何も食べる気にならないんです!」








恭「・・お母さんが、亡くなったのはとても残念なことだけど、でも、そんなことでずっと、何も食べなかったら、お母さんだって、悲しむぞ。」











「・・・・そんなこと・・・・・?」









私の中で、何かがキレた気がした






ガチャ




「あなたに何がわかるの!!私は、ずっと・・ずっとママと二人で生きてきたの。それなのに、いきなりママが目の前で殺されて・・・
1人になった!お葬式でも、皆私の世話のなすりあいされて・・・
おじいちゃんに引き取られて、うれしかったけど、ここにきて寝ようとしても、あの、あの光景がよみがえってきて一度も眠れなかった・・・ご飯も、のどを通らない。
こんなこと、あなたには、わからない!!」








私が、言い終わると、やさしく抱きしめられた