向日葵side




ピピピッピピッピピッピピッ
「うるさい!」バンッ
目覚まし時計のうるさい音で目が覚めた。
「何でこんな早い時間にアラームセットしたんだっけ?」
カレンダーを見ると4月7日だった。
忘れてた…今日は、入学式だった!

何か忘れてるような…
…あっ!菫ん家行かなきゃ!
菫、怒ってるかな?
顔を洗って、新しい制服着て、新しい靴を履いて、
「行ってきまーす」
目の前の家に足を運ぶ。
そーそー菫の家は、私の家のお向かいなんだ!ちなみに、太陽の家が私の家の隣。
星夜の家は、菫の家の隣なんだ!
ピンポーン
《はーい今開ける。》
ガチャッ
「ひま遅い」
「ごめんなさい…」
私は、菫の部屋に入った。そしたら…
「わぁぁ~」
部屋の光景を見て私は、驚いた。
「どうしたの?こんなにたくさんのヘアメイク用の道具」
「ひま、私が得意とするものは?」
「ヘアメイクです。」
そう。菫は、ヘアメイクが得意なんだ。
いつもお祭りとかには、やってもらうんだ
「ひま、聞きたいことがあるんだけど」
「なぁに?」
「今日は、何の日?」
「入学式の日」
「はい?」
あっ、怒ってらっしゃる。
「すいませんでした。告白する日です。」
「よろしい。」