~木ノ下家~


卒業式が終わって春休みになった。
その春休みを利用して、私と菫は、お泊まり会をしていた。
「ねっねぇ菫」
「なぁに?ひま」
「あっあのね言っておきたい事があってね」
「…太陽の事?」
「なッ!何でわかったの?」
「そりゃ幼なじみですから」
「それでね私、」
「うん」
「たっ太陽の事がねすっ好きなの!」
「うん、知ってる」
「えっえぇーー!」
「何年幼なじみしてると思ってるの?」
「15年です。」
「小学校の高学年位から好きなんでしょ?」
「うん」
「長い片思いですこと」
「もぉー!」
「で!いつ伝えるの?」
「にゅ、入学式の日にと、考えてます。」
「よし!それじゃ特訓だ!」
「よっよろしくお願いします。先生!」

「ところで菫」
「何?」
「菫って星夜の事が好きなんでしょ?」
「そーだよ」
「すっ菫が素直!」
「素直で悪かったわね」
「で!いつから好きなの?」
「小学生から」
「告白する予定は?」
「入学式の日に」
「じゃあ気合い入れないとね!」
「頑張ろーね」
「うん!」