~数年後~
「ひまーすみれちゃん達が迎えに来わよ」
「あっ!起こしてきます」
「よろしくね」
ドタドタ
バンッ!
「ひーまー起きなさい。」
「まだ眠いよぉすみれぇ」
「そんなこと言わない!今日で中学校最後なんだよ!」
「あっ!そうだった!」
私、木下向日葵(きのしたひまわり)
15歳今日は、卒業式です。
今起こしに来たのは、草野菫(くさのすみれ)
私の大親友!
そして…下で待ってるのは、
星空星夜(ほしぞらせいや)
芹沢太陽(せりざわたいよう)
この二人も幼なじみ。
「よぉひま」
「寝坊?」
「太陽!星夜!おはよー」
制服を着て、髪を綺麗に縛って、準備完了
「じゃあ行ってきます!」







今からあの公園に向かう。
私たちの思い出の場所。
「たくっ!遅いぞひま!」
「ごめん!太陽」
「まぁそこがひまらしいけどね」
「星夜分かってる~」
「まぁもう慣れっこだけどね」
「菫…」
「もうつくぞ!」
亀公園。私達が、大切なことを話す場所。
そして私達の秘密基地。
「じゃあいくぞ!」
リーダーの太陽が掛け声をかけたら
せーの
「太陽」「星夜」「向日葵」「菫」
「空に風に緑に」
「大好きなみんなと」
「ずっと親友」
「裏切ることなく」
「「「「スカイフラワー!!!!」」」」