私たちのクラスは、1-5だった。
奇跡的にみんなと同じクラスになれて、よかったー!
「早く教室いこうぜ」
太陽がみんなに言った。
教室に入って席順を見た。
「みんな席、バラバラになっちゃったね。」
「まぁしょうがないよ」
「だな」
「同じクラスなだけ奇跡だよ、ひママ。」
「星夜やめろって言ったよね?」
ちょっと怒ったら星夜、ちっちゃくなってんの。笑えてくるな、
「ごめんなさい」
「よろしい」
「やっぱ、ひまは、こぇーな」
「ちょっと太陽!怒こるよ?」
「ごめんて」
「もぉ」
これでも私、キレると怖いらしいんだ。
…知らないけど。
そんな事してる内にチャイムがなった。
ガラッ
「お前ら席つけよー」
入ってきたのは、長身眼鏡で黒髪の男性。
ん?何か見たことあるような…
「「あっ!!」」「はぁ?!」「えっ!」
私達が立ち上がって叫んだのは、同じタイミングだった。
「なっ何で兄貴がここにいるんだよ」
「話は、後から。じぁ先生の自己紹介するな。お前ら一旦座れ。」
ガタガタガタ
「えー、このクラスの担任になりました。草野草太です。テニス部の顧問をしています。1年間よろしくな!」
パチパチ
「そんじゃー、廊下に並べー。入学式行くぞー」





入学式終了後



「では、自己紹介してもらおうと思います。」




「草野菫です。青空中学から来ました。小学生からずっとテニスをしています。テニス部入部希望です。名字から分かるかもしれませんが、担任の草野草太の妹です。1年間よろしくお願いします。」
「最後の方余計だ。言わんくていい。」


「木ノ下向日葵です。青空中学から来ました。小学生からずっとサッカーをしています。サッカー部入部希望です。1年間よろしくお願いします。」
「ひ…木ノ下ありがとう。」








「芹沢太陽です。青空中学から来ました。小学生からずっとサッカーをしています。中学では、キャプテンをしてました。サッカー部入部希望です。1年間よろしくお願いします。」
「た…芹沢、ありがとう。じゃあ次、」



「波木海斗です。花道中学から来ました。小学生からずっとサッカーをしています。サッカー部入部希望です。1年間よろしくお願いします。」
っっっっ!?か・い・と?海斗って言った?あの海斗ってあの海斗じゃないよね?
いるはず無いもんね、そうだよね?







「夜空星夜です。青空中学から来ました。小学生からずっとテニスをしています。テニス部入部希望です。中学では、キャプテンをしてました。1年間よろしくお願いします。」
「せ…夜空ありがとう。」







「自己紹介が終わったところで、改めて、みんな、1年間、よろしくな!ってことで解散な。