『…まぁ、あれやな!阿実が恨むのも分かるけど、虎俄はそんな悪いチームやないで?』 「……分かってる。」 『…なんなら俺も元虎俄やし。』 「…え?」 サラッと言われた言葉。 「……将希、教えてくれてありがと。」 なんとなく、家にいたくなくて、 ふらふらと繁華街へ向かった。