ーーーーー朝がきた







最近になって見慣れた部屋。












そして、






相変わらず私の隣で眠る人形のような顔。












(……この人じゃなかったんだよな。)











「………お世話になりました。」











消え入るような声で言った。










のに、












『………今度はどこ行くんだよ。』












ひぃっ