ーーーーーーー 「……ん、あれ?」 またも見知らぬ部屋。 でも今度は薄暗くて、 でもかなり広い、 物が少ないせいか、生活感がまるでない。 『……よぉ、起きたか。』 (えっっ!?) 2人で寝ても余裕なベッド。 って、 (ベッド!!) 慌てて布団から出る。 『……んだよ、何もしてねぇよ。』 私の隣に寝転がる男は、 こっちを見もせずに平然とそう言い放つ。