ソファーに座る私と、 その脇に立つ吏玖、 そして入り口に立つ悠雅と将希。 『…そこ、総長の座るとこな。』 悠雅が悪戯に笑う。 「えっ、ごめんっ!」 慌てて立ち上がる私。 『…で?なに?』 真顔の吏玖がその子に聞く。 将希は、 お腹を抱えて笑っている。 『…あ、はい、ホークとケルベロスも着きました。』 ホーク?ケルベロス?