『……何この空気。』 吏玖が言う。 『……ん?』 いつも通りの将希。 4人でダイニングテーブルを囲む。 今となってはこれが日課。 『……吏玖、17日6時にBRAVEまで阿実送ってけ。』 悠雅はそれだけ告げると部屋を出る。 『BRAVE?なんで?』 『阿実が働く事になったんよ。』 「…うん。そうなの。」 一通り私達を見渡すと、 『……阿実、悠雅となんかあったでしょ。』 そんな事を言われた。