『…仕事紹介しよか?』










将希はそう言った。








『前に言ったやろ?俺らは金の回収とかしてるんやけど、バイト欲しい言うてるバーがあるんよ。』









俺らもたまに行くとこやし、悠雅も許可すると思うで。








そう付け加えた。









確かに、何もしないでただお世話になってるのはかなり気まずい。








『気分転換も必要やろ。』











このタワーマンションから出る時は、




悠雅か将希か吏玖が一緒。







嫌ではないけど、








将希の提案は、




私にとって嬉しいものだった。