今日、将希が店を離れてから買ったもの。 『……ストラップ?』 それを手に取るとまじまじと見ている。 「…うん、なんかそれ悠雅っぽくて買っちゃったんだけど…」 私はもうさっきのキスで、 自分からしたくせにテンパっていた。 『……どうゆう意味?』 意外にも興味を持った悠雅に、 「…なんか成功する石らしい。」 私から聞くと、 『……へぇ。』 不敵な笑を浮かべて、 また見惚れてしまった。