必然的な運命

……てか、この子 確か受験生じゃなかったっけ?

娘が勉強ばかりしてて構ってくれない、とかなんとか言ってたよな。

今が一番集中どきなのに、野郎どもがガヤガヤさわがれたら溜まったもんじゃないだろうな。

ドンマイ、娘。

「あの〜、手伝いましょうか?」

俺の手が止まっていたのを気にしてか声をかけてきた。

「あ、いや大丈夫です。もう終わりましたから」

どうせ作っても食わないオチだろうから、これくらいで十分だろ。