必然的な運命

「すみません。お邪魔してます」

「あ、いや。……父がお世話になっております」

お世話になっているのはこっちの方だけど。

律儀に挨拶してくるこの子は山崎さんの一人娘で間違いないだろう。

名前は確か麻美?だったかな。

いつも溺愛エピソードを聞かされていたからどんな子かと思えば、案外サバサバしてるな。

まっ 山崎さんがあんな感じだからしっかり者に成長した感じだろうか。

冷蔵庫を開いて飲み物を取り出し勢いよく飲んでいる。

俺の存在は、ほぼ無しっすか?