必然的な運命

「まだ何かあるの?」

「まっ 知らない方がいい事だってあるしね? 気付いた時にはきっと手遅れだけど」

わざと勘に触るような言い草れ。

「じゃあ、それを頂こうか?」

「…… 」

一歩一歩、彼に近づき私の手元にあった手帳を差し出した。

___お父さん 私は間違ってないよね?




「はい、そこまで〜!」