歳を重ねるごとに、増えていくのは重圧と不安と、気持ちを満たしてくれない史への倦怠感ばかり。
付き合い出したあの頃の新鮮さなんて、もうどこにも感じられない。
10年も付き合っていれば、必然的にそうなるものなのかもしれないが。
だけどやはり、どこか寂しい。
「お、そろそろ出るか、雨止んだし。」
そう言って当たり前のように伝票を持ってレジに向かっていく史の背中を、
私はどんな気持ちで見たらいいのか判らず、視線を逸らして静かに後ろを付いていった。
付き合い出したあの頃の新鮮さなんて、もうどこにも感じられない。
10年も付き合っていれば、必然的にそうなるものなのかもしれないが。
だけどやはり、どこか寂しい。
「お、そろそろ出るか、雨止んだし。」
そう言って当たり前のように伝票を持ってレジに向かっていく史の背中を、
私はどんな気持ちで見たらいいのか判らず、視線を逸らして静かに後ろを付いていった。

