「…あの、もしよかったら、今度先輩の分のお弁当、作ってきてもいいですか…?」
お弁当を食べ終わって、さっきからずっと思っていたことを口にした。
「嬉しいけど逆にいいの?2人分も作るのめんどくさくない?」
「全然ですっ!じゃあ今度作ってきますね!」
「ありがと、楽しみにしてる」
そう言うと先輩はキョロキョロと辺りを見渡した。
「先輩?」
ちゅっ
急に先輩の顔が近づいてきてあたしの頬に口付けした。
「ほっぺくらいなら、ね?」
「…ッ/////」
そんなの反則ですよ先輩////
心の準備なんて全くできていなかったあたしはほっぺのキスだけで心臓が破裂寸前。
「顔真っ赤だよ?」
「せ、先輩のせいですよぉ…////」
本物のキスなんてしたら、心臓もたないかも…