バケモノ友情生活
 
 これはあるひとりの少年が、
 この出会いをきっかけに
 最強への道へと進んでゆく
 友情との物語。
 喧嘩ばっかりな毎日だか
 バケモノと人間との絆
 絶対にありえない
 友情物語である。

登場人物

泉都 翔都(いずみとしょうと)

親に捨てたれた少年。
小学五年生
バケモノ サーナンド・ラインに会い
全ての人生が変わる。

サーナンド・ライン

通称 ライン
泉都 翔希の師匠。
剣と拳の使い手
年齢は不明
怒った時は別人になる...

一木 丞(ひとつきじょう)

主人公 泉都翔希のライバル的存在
幼い頃にバケモノに拾われ
自分を人間だと思い込んでいる
剣の腕はそこそこ...

ウォール・ナカトス

通称ウォール
一木丞の師匠である
一木丞を自分の息子のように
可愛がっている
剣の腕はラインと対等
街の人からの人望も高い
 
情谷 奈由香(じょうたになゆか)
 
主人公を手助けする
アイドル的存在、自分は人間だとわかっているが、バケモノの世界に住んでいる。
大人っぽい性格である。
 

 登場人物はここまでです!
 本編をお楽しみください!
 
 人は、必要とされない人と
 される人がいる。
 僕は必要とされない側の人間だった。
しかし、ある
``バケモノ,,
 との出会いが、僕の全てを変えた。
 
 
 
 
  ケモノ友情生活
 
 
第1章 出会い
 
 
 
 
 
お前は、なんでいつもこうなんだ。
あの子が何を考えているかわからない。
どうして出来ないんだ。
お前を見てると腹が立つんだよ。
消えろ。
失せろ。
 あぁ...この言葉は聞き飽きたよ。
 泉都 翔希はため息をつく。
 今日はどこに行こう。
 行く宛もなくとある街をのろのろと歩く。
 もう死にたい。
 生きたくない。
 飛び降りよう。
 翔希が飛び降りようとした時であった。
 「お前、人間待て」
 翔希は、引き止められた。
 翔希は、殴りかかろうとした。
 いつも以上の力が入った、そう何かいつもと違う感じであのーバトル漫画のような。
 「お前、ふざけんな..!?」
 翔希は、腕を止めた。
 翔希は、言葉を失った。
 「お前は、誰だ」
 いや、何者なんだ
 え....?
 翔希が目にしたのはバケモノだったのだ。
 「お前今腕に違和感感じただろ」
 とバケモノがつぶやく。
 なぜバレてたんだ。
 バケモノが続けてつぶやく
 「まさか、お前がこれを使えるとわ」
 これ?これとはなんの事だ?よくわからん。
 「お前こっちにこねぇか?」
 バケモノは来いと言わんばかりの表情だった。
 は?こっちいやどこだよ。
  しかし、次の言葉が
  僕の人生を変えたのだった。
 「君は、認められる
  強くなれる
必要とされる。」
 そうだ、僕に失いかけていたものはこれだったのかもしれない、僕は認められたかった必要とされる人間になりたかったんだ。
 「付いていく、強くなる」
 ここから僕の人生は大きく変わったのだった。