ミラートリック~キミの優しすぎる愛に溺れる~

空っぽなあたしを見つけてくれたのは、無償の愛を注いでくれた両親でした。

その愛が優しすぎて、時折息苦しくなった。

そんな時、たった1人の家族と再会した。

でも、それは互いの逃げ道になった。

そんなあたしを救い出してくれたのは、優し過ぎる彼だった。

いつだって、彼はあたしの傍に居てくれた。

痛みに、苦しみに、ただ寄り添ってくれた。


ねぇ、ハル。

生まれてきて、良かった。

生きてて、良かった。

今、そう思えるのは、ハルと出会えたからだよ。

ハルが、あたしに教えてくれたんだよ。

そして明日(未来)が楽しみなのは、ハルが傍にいてくれるからだよ。

何度ありがとうと言っても、伝えきれない。

だけど、何度でも言うよ。

出会ってくれて、ありがとう。

傍に居てくれて、ありがとう。

ありがとう、ありがとう、ありがとう。