今度こそ、ちゃんとハルを解放してあげなきゃ···
「彩華と、出会えたから?だから、もう俺はイラない?」
「そうじゃない」
「じゃ、何だよ。それとも俺の代わりでも、できた?」
ハルは、ハルだよ。
だからハルの代わりなんて、何処にもいないんだよ。
「ハルは、自由なんだよ。あたしなんかと一緒にいたら、ハルは幸せになれない。ハルなら···」
「忘れてた。玲が、バカだって」
ハルはあたしの言葉を遮ると、いきなり抱き締める。
「俺が玲の傍にいるのは、あの時の約束を守るためだけじゃない。だからって、同情でもない」
「無理、しないで」
「してない。俺は、好きな人と一緒にいただけだ。そしてこれから先も、一緒にいたいと思ってる。一緒に生きていきたいと思ってる」
「彩華と、出会えたから?だから、もう俺はイラない?」
「そうじゃない」
「じゃ、何だよ。それとも俺の代わりでも、できた?」
ハルは、ハルだよ。
だからハルの代わりなんて、何処にもいないんだよ。
「ハルは、自由なんだよ。あたしなんかと一緒にいたら、ハルは幸せになれない。ハルなら···」
「忘れてた。玲が、バカだって」
ハルはあたしの言葉を遮ると、いきなり抱き締める。
「俺が玲の傍にいるのは、あの時の約束を守るためだけじゃない。だからって、同情でもない」
「無理、しないで」
「してない。俺は、好きな人と一緒にいただけだ。そしてこれから先も、一緒にいたいと思ってる。一緒に生きていきたいと思ってる」



