ミラートリック~キミの優しすぎる愛に溺れる~

「これで、あたし達は自由。来週の誕生日、煩わしい繋がりは全てなくなる」


逆を返せば、あたしと彩華が家族だと言う繋がりもなくなると言うことだ。


「聖華が居てくれて良かった。だから、今日まで生きてこれた。そして、また生きようと思えた。戸籍上は、あたし達は赤の他人になるけど···」

「そんなの、今のあたし達には必要ない。どんなに遠く離れても、何処で何をしてるかわからなくても、きっと···必ず、また出会える」


現にあたし達は一度離れたけど、また出会えた。

だから、きっと今度も出会える。


「あたし、信じてる。彩華との出会いは運命だって。あたし達の繋がりは、どんなことがあっても失くならないって。だから、彩華は独りじゃない。離れても、あたしは彩華の心(傍)にいる」

「···聖華。ありがとう」