「俺はお前しか見えてねえし」 「っ」 真っ赤な瞳が私を射るように見つめて。 「あんな奴に手ェ出すほどバカじゃねェよ」 「……」 そして、あの意地悪い顔で、笑った。 「なめんな」 う。 「……うん…」 なに、今の。 かっこいい。 ドキドキする。 ま、真面目な話なんだから、しゃきっとしなきゃ……!!! 「とりあえず、そういうことだから これ以上隠し撮りさせんのは許せねーし させる気もねえ」 「……でも、犯人が誰かわからないんだよね?」 ゆづくんは顎に手を当てて下を見つめた。