ゆづくんが急に、抱きついてきた。 そのままベッドに背中から倒れる私。 ゆづくんの顔は、私のお腹周りに埋められ そのたくましい腕は腰にぎゅっと巻き付けられている。 お? おお? 何この状況!? 「なんで平気なんだよ…っ」 その声は、切なげに保健室に響いた。 「…ゆづくん……?」 なんだろう。 今日のゆづくんは、変だ。 いつもあんなに余裕で、意地悪なのに。 今のゆづくんは、触ったら簡単に壊れてしまいそうにもろく見えて。 「……」 そっと、頭を撫でた。