「……ま、あれだ」 「え」 すると、背中越しにゆづくんが口を開いた。 「たまには、そーいう髪もアリだな」 「!!」 髪!! 褒められた!! 「ゆ、ゆづくん…っ」 私はふるふると震えながらゆづくんの名前を呼んだ。 「あ?」 ぶっきらぼうに、私を振り返ったゆづくん。 その瞬間、私はゆづくんに抱きついた。 「…だいすきっ!!」 「うおっ!?」 そう。 彼、荒 優樹(ゆづき)くんは 私の自慢の彼氏です。