「……」 「……」 ふと、ゆづくんが私を見ていたことに気づく。 「…笑ってんじゃねーぞカス」 「かす…」 それだけ言うと、ふいっと視線を逸らして自分の席に戻ってしまったゆづくん。 「あ…」 その背中を見て、私は急にさみしさに襲われた。 …だから、なんなの。 普通に話してくれたかと思えば 急に怒り出して 甘いゆづくんになったと思ったら 今みたいに、冷たく背中を向ける。 「……むうう、」 私、何かしました!?!?