無種里界で神子の旅により、負の勢力から解放されつつあった。だが、負の力を操る『ヴァラ』への差別は一向に終わる気配を見せずにいた。そんな中、ヴァラは世界から差別をなくすための集団────『ヴァンビット』を結成した。
そのヴァンビット5期生の一人の少年────『セウガ・ストラーレ』の話である。