「その、花嫁って何ですか?」


「は?お主、忘れたのか?」


先ほどとは比べ物にならないくらい盛大な溜息。


あ、どうしよ。頭抱えちゃった。


「まぁいい。いつか思い出すであろう。思い出したら、迎えに行くからな」


「え、ちょっ…!」