占師は 鎖付きのメガネを 外し


一息ついて 話し始めた。





いつもの様に 占いの お客待しているとね。

若い 男の人が 現れたのね


「占師さん 今日の夜に・・・僕に ソックリな 僕より若い男が 訪ねて来るんだぁ!!

これを そいつに・・・渡してくれないか!!」


「それは出来ないわ!!
私は 占師だから 占いを 売ってるのょね
宅配便でも 出したら・・・」





私は 気持ち悪くて断ったけどぉ・・・


「分かった! ホントの事を言うと・・・
じつわ・・・そいつ俺なんだぁ!!」


「エッ!?」


「でも 今の俺じゃぁない

俺の若い頃の俺だぁ!!

預かってくれると・・・そいつに 会えるぜ!!」




「・・・・・・手相を 見せて下さる・・・」

静かに 手を出してきた!



どうも嘘を ついてる様もなく・・・
若い 貴方に お逢いしたいと 思い 引き受けたのね。


「もし 本当なら・・・一人の人間が 二人居る事になるしぃ・・・まさかね。


でも 興味 あるわぁーー」